こんにちは。
今は、買い物や支払い方法によってポイントがもらえるのが当たり前の時代になりました。
以前に「ポイントカードに振り回されていませんか?」という記事で、ポイントのために買い物をしたり、お店を選ぶのはやめましょうという内容を書きました。
ただ、ここまでポイントをもらえる機会が増えてくると、意識しなくても自然にポイントは貯まっていきます。
正直に言うと、昔の私はポイント数が増えていくのを見るのが楽しくて仕方ありませんでした。
しかし今は、ポイントを貯めるよりも「もらったポイントはできるだけ早く使う」ことを意識しています。
今回は、なぜ私がポイントの使い方を変えたのか。
そして、ポイントを貯め続けることにどんなリスクがあるのかを、実体験を交えながらお話ししていきます。
ポイントを貯める3つのリスク
私がポイントを貯めるのをやめた理由はシンプルです。
現金にはない、ポイント特有のリスクがあることに気付いたからです。
① インフレによる実質的な価値の目減り
今、私たちの生活を直撃しているのがインフレです。
例えば、100円で買えていたペットボトルの水が120円に値上がりしたとします。
- 1年前:100ポイントで水が1本買えた
- 現在:100ポイントでは水が買えない
これは、ポイントの数字は変わらなくても、そのポイントが持つ購買力が下がったことを意味します。
現金もインフレの影響は受けますが、少なくとも銀行に預ければ利息がつく可能性があります。
一方で、ポイントは持っているだけでは1ポイントも増えません。
インフレ下において、動かないポイントは静かに価値が下がり続けるものだと感じるようになりました。
② 企業によるルール改悪とサービス終了
ポイントは、日本円とは決定的に違う点があります。
それは、発行している企業の判断ひとつで価値が変わるという点です。
- 1ポイント=1円だったものが1.2ポイント=1円になる
- 付与条件が厳しくなり、以前より貯まりにくくなる
こうしたルール変更は決して珍しいものではありません。
さらに、万が一サービスが終了した場合、貯めていたポイントが守られる保証はほとんどありません。
現金は預金保険制度などで一定程度守られますが、ポイントはあくまで企業の「おまけ」という扱いです。
ある日突然、数万ポイントが使えなくなる可能性があることは知っておくべきだと思います。
③ うっかり失効という自己責任リスク
どんなに気を付けていても、人は忘れます。
多くのポイントには有効期限があり、特に期間限定ポイントは短期間で失効してしまいます。
あとで使おうと思っていたポイントが消えていたときのショックは想像以上に大きいです。
複数のポイントを管理する手間やストレスを考えると、早めに使う方が気持ちも楽だと感じました。
失敗しないためのポイント出口戦略
戦略A:支払いに充当してすぐ使う
もっとも手堅く、誰でも実践しやすい方法です。
クレジットカードの支払いや、キャッシュレス決済で日常の買い物に使うことで、生活費を確実に減らせます。
ポイントで贅沢をするのではなく、生活費を削って浮いた現金を貯金や投資に回す。
この考え方が今の自分には合っていました。
戦略B:使わないならポイント投資
すぐに使う予定がない場合は、ポイント投資に回す選択肢もあります。
証券会社と連携して投資信託を購入したり、口座不要で運用できるサービスもあります。
すべてのサービスに手数料がかかるわけではないため、条件は事前に確認しておくことが大切です。
もともとおまけでもらったポイントなので、値動きがあっても精神的な負担が少ない点はメリットだと思います。
戦略C:目的が明確なら価値を最大化
マイル交換や特定キャンペーンを活用することで、1ポイントの価値を高めることも可能です。
ただし、明確な目的がないまま貯め続けるのはおすすめできません。
私がポイントで失敗した体験談
ポイントをもらえるのは嬉しいです。
その気持ちは今でも変わりません。
しかし、私はポイントで何度も失敗してきました。
期限切れによるポイント失効。
還元率を求めて貯めているうちに、一部のポイントを失効させてしまいました。
ポイント運用でプラスになったものの、引き出し時の手数料に気付かなかったこともあります。
また、ポイントを重視するあまり、本来なら安く買える商品を選ばなかったこともありました。
まとめ:ポイントは使ってこそ価値がある
ポイントは、銀行に預けるお金とは性質が異なります。
私は鮮度が命のナマモノだと考えています。
貯める楽しさは一瞬ですが、失ったときの後悔は意外と長く残ります。
インフレや改悪を気にしながらポイント残高を見るよりも、今の生活を楽にしたり将来のために回したりする方が、ポイントを上手に使えていると感じます。
ぜひ一度、アプリを開いてそのポイントを価値あるものに変えてみてください。
