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日本の資産格差の正体とは?25年分データでわかった「アッパーマス層」が現実的な理由

こんにちは。
お金の勉強をしていると、「アッパーマス層」や「準富裕層」という言葉をよく目にしませんか。
「自分は一体どこにランク付けされているんだろう…」と、ちょっとドキドキしながらピラミッド図を眺めたことがある方も多いはずです。

実は、野村総合研究所(NRI)が発表している資産階層データ(公式発表はこちら)は、単なるランキングではありません。
2000年から25年分以上のデータを読み解くと、今の日本で「お金に困らない生活」を手に入れるための、ある明確な法則が見えてくるんです。

今回は、最新の2025年発表データ(2023年推計)をベースに、日本の資産格差のリアルと、私たちがこれからどう動くべきかを整理していきます。

目次

【おさらい】日本の資産階層はどう分かれているのか

まずは、基準となる資産ランクを確認しておきましょう。
これは「純金融資産(預貯金や株などの合計からローンを引いた額)」で決まります。

最新の資産ピラミッド(2023年推計/2025年発表)

  • 超富裕層(5億円以上):11.8万世帯
  • 富裕層(1億円以上5億円未満):153.5万世帯
  • 準富裕層(5,000万円以上1億円未満):374.9万世帯
  • アッパーマス層(3,000万円以上5,000万円未満):778.0万世帯
  • マス層(3,000万円未満):4,151.7万世帯

注目すべきは、「富裕層・超富裕層」が過去最高の計165.3万世帯に達したことです。
日本の約30世帯に1世帯が、純資産1億円以上という計算になります。
意外と身近に感じませんか。

25年間で何が変わった?資産階層別・世帯数の推移

ここからは、2000年(統計開始)から2023年推計までの推移を見ていきます。
数字を並べてみると、資産階層ごとの変化がはっきり見えてきます。

階層名2000年2013年2023年(最新)25年間の増減
超富裕層5.25.411.8+126%
富裕層81.095.2153.5+89%
準富裕層244.6314.9374.9+53%
アッパーマス層682.0698.3778.0+14%
マス層3,668.64,054.44,151.7+13%
全世帯(母数)4,681.45,168.25,419.0+15%

「日本人は貧しくなった」は本当なのか

よく「昔に比べて日本人は貧しくなった」と言われます。
ただ、データを見ると少し違う側面も見えてきます。

全世帯数は25年間で15%増えています。
その一方で、富裕層以上は母数を大きく上回るペースで増えました。
これは単なる人口増だけでは説明できない変化です。

さらに注目したいのは、アッパーマス層や準富裕層もしっかり増えていることです。
一部の特別な人だけが資産を増やしているわけではなく、コツコツと積み上げてきた人たちが確実に上の階層へ移動していることが読み取れます。

二極化を分けた本当の分かれ道

なぜここまで差がついたのでしょうか。
その背景には、株高や円安といった「資産インフレ」の存在があります。

2000年頃の日経平均株価は約13,000円でした。
現在はその3倍以上の水準です。

  • 預貯金だけでなく投資資産を持っていた人は、資産が自然と増えた
  • 銀行預金のみだった人は、物価上昇で実質的に価値が目減りした

この違いが、今の日本で起きている二極化の正体です。
労働収入の差よりも、資産をどこに置いていたかが大きな分かれ道になりました。

私たちが目指すべき現実的な資産ライン

いきなり1億円を目指すのは現実的ではありません。
ですが、データを見ると目指しやすいラインははっきりしています。

まずはアッパーマス層(3,000万円以上)

アッパーマス層は全世帯の上位約2割です。
共働きで家計管理を行い、新NISAなどを活用して月数万円を15〜20年積み立てれば、十分に現実的な目標だと感じています。

このラインを超えると、資産運用からのリターンが家計を支える力になり、準富裕層への道も見えてきます。

私の考え|資産額は「自由度」を測る指標

私が今回のデータを見て感じたのは、資産額はあくまで数字に過ぎないということです。
ただ、その数字が人生の選択肢を広げるのも事実です。

アッパーマス層の3,000万円があれば、仕事に行き詰まったときも「しばらくは大丈夫」と思えます。
5,000万円あれば、早期退職も現実味を帯びてきます。

格差のニュースに怯えるのではなく、このデータを自分の現在地を知るための地図として使ってほしいと思います。

先日の記事「日本人は貯金で資産を減らしている?」でも触れましたが、お金の増やし方には選択肢があります。
それを知ることが、最初の一歩です。

まとめ|格差データは「地図」として使えばいい

2000年からの資産推移データは、現実と希望の両方を示しています。
投資をするかどうかで差がついているのは事実です。
一方で、一般家庭から上の階層へ進む人も確実に増えています。

まずは、自分の純資産が今どこにあるのかを把握することから始めてみませんか。
それが、理想の未来へ向かう最初の節目になるはずです。

一緒に資産形成を頑張っていきましょう。

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