こんにちは。
「投資なんて、お金に余裕ができてからでいい」。
そう思っている人は、決して少なくないと思います。
私自身も、投資を始める前はそう考えていました。
生活費に余裕があるわけでもないし、将来のことより今の出費が気になる。
その感覚は、今でもよく分かります。
ただ、投資について学び、実際に続けていく中で強く感じたことがあります。
それは、資産形成において最も重要なのは「投資額」ではなく「時間」だということです。
投資の世界には、どんな天才投資家でも、どんな大富豪でも勝てないものがあります。
それが「時間」です。
今回は、ある双子の姉弟の物語を通して、
なぜ「早く始めること」が、後からの何百万円もの追加投資よりも価値があるのかをお話しします。
数字を見ていただければ、きっとその理由が腑に落ちるはずです。
インデックス投資で最も大切なのは「市場にいる時間」
結論から言うと、インデックス投資では、
「いくら投資したか」よりも「どれだけ長く市場にお金を置いていたか」が結果を大きく左右します。
この違いは、短期間では実感しにくいです。
しかし、20年、30年と時間が経つと、取り返しのつかない差になります。
【物語】双子の積立投資、真逆の選択
同じ日に生まれた双子の姉弟、サキさんとナオ君。
二人とも、年利4%という無理のない前提でインデックス投資を行いました。
弟・ナオ君|若いうちに「種まき」を終えた投資
ナオ君は、20歳から投資をスタートしました。
そして35歳までの15年間、毎月コツコツ積み立てを行いました。
- 毎月の投資額:1万円
- 投資期間:15年間
- 投資総額:180万円
35歳以降は、追加投資を一切せず、そのまま放置します。
姉・サキさん|後から金額で取り返す投資
一方のサキさんは、20代を仕事や自己投資に使い、30歳から投資を始めました。
- 毎月の投資額:1万円
- 投資期間:35年間
- 投資総額:420万円
65歳時点の結果|入金額では覆らない差
| 項目 | ナオ君 | サキさん |
|---|---|---|
| 投資期間 | 15年間 | 35年間 |
| 投資総額 | 180万円 | 420万円 |
| 65歳時の資産額 | 約1,050万円 | 約910万円 |
投資額が少なく、投資期間も短いナオ君の方が、最終的な資産は多くなりました。
これが、インデックス投資における「時間の力」です。
私自身の体験から思うこと
私は、新NISAが始まる前の年に、旧NISAでインデックス投資を始めました。
その後、新NISAに切り替えてからは、旧NISAのときよりも投資期間が長く、合計の投資額も多くなっています。
それでも、収益率という視点で見ると、旧NISAと新NISAで大きな差はなく、
タイミングによっては、旧NISAの方が成績が良かった時期もありました。
もちろん、これは市場環境による影響が大きいです。
ただ、「新しい制度を待たずに、少しでも早く始めたこと」自体に価値があったと、今は感じています。
当時は、お金に余裕がある状態ではありませんでした。
それでも、「少額でも早く始めることが大切」という言葉を信じて一歩踏み出しました。
まとめ|今日が、これからの人生で一番若い日
もしあなたが今、20代や30代なら、
「始める時間」という大きな武器を持っています。
もし40代以上であっても、
投資を始めたその日が、あなたのスタートです。
長期投資に、特別な才能は必要ありません。
必要なのは、1日でも早く市場にお金を置いておくことです。
まずは少額からでも構いません。
NISAなどの制度を活用して、
自分のための雪だるまを転がし始めてみてください。
将来のあなたが、
「始めてよかった」と思える選択になることを願っています。
一緒に、無理のない資産形成を続けていきましょう。

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