こんにちは。
資産形成をしていると、こんなふうに感じたことはありませんか。
「新NISAは始めたけれど、暴落が来たらと思うと少し不安」
「現金もある程度は持っておきたいけれど、銀行に置いておくだけでは増えなさすぎる」
私自身も、投資を続ける中で同じような気持ちを何度も感じてきました。
そんなときに、改めて注目されているのが「国債」です。
国債と聞くと、
「難しそう」
「リターンが少なそう」
というイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですが実は、国債は資産形成を長く続けるための「最強の守り」とも言える存在です。
今回は、国債とは何か、そしてなぜ資産形成において重要なのかを、私なりの視点でお話しします。
国債の正体は「国への貸付金」
まず、国債とは何かを一言でいうと「国が発行する借用書」です。
国は、道路やインフラの整備、社会保障などに多くのお金を必要としています。
その資金を集めるために、
「お金を貸してくれたら、定期的に利子を支払い、期限が来たら元本を返します」
という約束をして発行するのが国債です。
つまり国債とは、私たちが国にお金を貸し、そのお礼として利子を受け取る仕組みです。
銀行預金との違いは?
「お金を預けて利息をもらうなら、銀行預金と同じでは?」
そう感じる方もいると思います。
大きな違いは、「誰にお金を預けているか」です。
- 銀行預金
銀行にお金を貸している状態です。
万が一銀行が破綻した場合、預金保険制度により1,000万円までが保証されます。 - 国債
日本国にお金を貸している状態です。
国が財政破綻しない限り、元本と利子は支払われます。
この点から、日本国内では最も安全性が高い資産のひとつが日本国債だと言われています。
なぜ今、資産形成で国債が注目されているのか
資産形成といえば、株式や投資信託が主役になりがちです。
それでも、あえて国債を組み合わせる人が増えているのには理由があります。
国債には、他の金融商品にはない特徴があります。
国債が「最強の守り」と言われる3つの理由
元本割れのリスクが極めて低い
投資で一番怖いのは、やはり元本割れです。
個人向け国債は、1万円から購入でき、満期まで保有すれば必ず額面金額が戻ってきます。
さらに、発行から1年が経過すれば、直近2回分の利子を差し引くだけで中途換金が可能です。
この場合でも、元本そのものが削られることはありません。
「使う可能性があるお金」を置いておく場所としては、かなり安心感があります。
銀行預金よりも高い金利が期待できる
銀行の普通預金金利は、以前よりは上がってきたとはいえ、まだまだ低い水準です。
一方、個人向け国債には最低金利0.05%の保証があります。
市場金利が下がっても、この水準を下回ることはありません。
現在は金利上昇局面でもあり、最低保証を上回る利率の国債も多く見られます。
「現金で置いておくよりは、少しでも増やしたい」という人にとって、選択肢になりやすい存在です。
1万円から始められる手軽さ
国債は、まとまった資金がないと買えないと思われがちです。
しかし、個人向け国債は1万円から購入できます。
毎月の余剰資金で少しずつ買い増していくことも可能です。
この手軽さも、国債が選ばれている理由のひとつです。
国債をポートフォリオに加えることで、資産全体の安定感が増していきます。
国債のデメリットと注意点
大きく増えることはない
株式投資のように、短期間で大きなリターンが出ることはありません。
国債は、「お金を減らさずに、少しずつ増やす」ための金融商品です。
短期で結果を求める人には、物足りなく感じるかもしれません。
インフレに弱い面がある
特に固定金利型の国債は、物価上昇に弱いという特徴があります。
物価が上がっているのに金利が低いままだと、実質的な価値は目減りします。
この点をカバーする方法として、変動金利型を選ぶという考え方があります。
個人向け国債「変動10年」がおすすめな理由
個人向け国債には、
固定3年
固定5年
変動10年
の3種類があります。
この中で、私が資産形成を考える人に向いていると感じているのが「変動10年」です。
変動10年の最大の特徴は、半年ごとに金利が見直される点です。
世の中の金利が上がれば、受け取れる利子も増えていきます。
シミュレーション:100万円を預けた場合
- 銀行普通預金(年0.02%想定)
年間利息は約200円です。 - 個人向け国債(年0.6%想定)
年間利息は約6,000円です。
※税引前、あくまで目安の数字です。
国債と新NISAの上手な使い分け
「じゃあ、全部国債にすればいいのか」というと、そうではありません。
私が意識しているのは、
「攻めの資産」と「守りの資産」を分けて考えることです。
私の考え
正直に言うと、今の私は攻めの資産が多めです。
これまで順調に資産が増えてきたこともあり、リスクを取りやすくなっていると感じています。
ただ、5年後、10年後、あるいは来年の相場がどうなっているかは、誰にも分かりません。
そう考えると、守りとしての国債を組み入れることも必要だと感じています。
まとめ:国債は資産形成を続けるための「保険」
資産形成で一番もったいないのは、「よく分からないから」と何もせずに現金を放置することだと思います。
守りだけでは増えませんし、攻めすぎると不安になります。
だからこそ、守りと攻めのバランスが大切です。
私もまだ試行錯誤の途中ですが、一緒に考えながら続けていけたら嬉しいです。
