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投資で利益が出た時「売るべきか?」の判断材料

こんにちは。

投資を始めると
「保有している株に利益が出たけれど、今売るのが正解なのだろうか?」
という悩みに直面する人は多いのではないでしょうか。

私は2026年2月時点のインデックス投資の収益率41.2%、個別株投資の収益率は54.5%とかなり好調です。
(補足しますが、これは私がすごいのではなく、企業が成長しただけの話です。)

これだけの収益率が出ると、「今売却した方がいいのではないか」と思ってしまいます。

実は、利益が出ている時ほど、人間は心理的なバイアスに振り回されやすく、冷静な判断が難しくなります。
早く利益を確定させて安心したい気持ちと、もっと上がるはずだという将来への期待の狭間で揺れ動いているからです。

しかし、資産を長期的に、かつ着実に増やしていくためには、感情ではなく再現性のあるルールや投資を始めた理由を元に売却するかどうかを判断する必要があります。

今回は、利益が出た時点で売るべきかどうかの判断基準、そして後悔しないために私の体験を含めてお話をします。


目次

「なぜ売るのか?」出口戦略の重要性

新NISAが始まって以降、「投資をしよう」という言葉をよく聞いたと思います。

「これはいつ売却したらいいの?」という出口戦略については、あまり知らずに投資を始めた方も多いと思います。

しかし、投資において利益は「売却して初めて確定するもの」です。

つまり100万円でも1,000万円でも利益が出ていても売却しないことには、ただ数字上で資産が増えているだけです。
もしかしたら、明日にはその収益がゼロになっている可能性もあります。

一方で、早すぎる売却は「複利の魔法」を自ら止めてしまう行為でもあります。

特にインデックス投資は長期で保有することで、過去のデータから資産が増える可能性が高いと読み取れます。

「今売却して、利益を確定させることが投資を始めた理由と合致しているか」という点を考える必要があります。

出口戦略がない投資は、地図を持たずに航海に出るようなものです。
目的地(利益確定のポイント)を明確にすることが大切になります。


利益確定をすべき「4つの明確なサイン」

ここまで話した内容は理想論であり、少なくとも私は「利益が出ていると早く売却して利益を自分のものにしたい」と思ってしまいます。

ただ投資は感情ではなく、以下の条件に当てはまる場合は、自信を持って利益を確定(利確)させて良いタイミングと言えます。

① 目標株価・目標利回りに到達した

特に個別株投資を開始する際、「30%上がったら売る」「株価が10,000円になったら利確する」といった出口を決めていたのであれば、その計画に従うのがベターです。

自分の読みが当たったことを喜びながら、利益を確定させましょう。

ここで大切なのが、売却後に株価がさらに上がったときに後悔しないことです。
将来の値動きは誰にも分からないので、自ら選択した利益率で満足できるようにしましょう。

② 「買った理由」が崩れたとき

これが最も重要な判断基準です。

  • ビジネスモデルの変化:期待していた新製品の開発が中止された。
  • 競争環境の変化:業界シェア1位だった企業に強力なライバルが現れた。
  • ガバナンスの問題:経営陣への信頼が揺らぐ出来事が起きた。

このように株を持ち続ける理由が崩れた場合は、売却することも選択肢になります。

③ ポートフォリオのリバランスが必要なとき

特定の銘柄が急騰すると、資産全体に占める割合が大きくなりすぎます。

例えば資産の10%だった銘柄が2倍になり、20%を占めるようになった場合、その銘柄が下落したときのリスクも大きくなります。

値上がり分を売却し、他の資産へ移すのは合理的な戦略です。

④ より魅力的な投資先が見つかったとき

投資に回せる資金は限られています。

より高い成長が期待できる投資先があるなら、乗り換えるのも一つの判断です。

ただし、簡単に将来を見通せるなら誰も苦労はしません。
慎重な判断が必要です。


「まだ売ってはいけない」ケース

長期のインデックス投資の場合、数年単位の利益で売却してしまうのはもったいない可能性があります。

インデックス投資の本質は、15年、20年という長期での複利効果にあります。

目標金額が必要になるまで、基本は持ち続けることが前提になります。


心理的バイアスを克服する「半分利確」という選択

「売りたいけれど、売った後にさらに上がったら悔しい。
でも、売らずに下がったらもっと悔しい。」

そんなときは、半分だけ売るという方法もあります。

  • 半分を売って利益を確定させる。
  • 残り半分で上昇の恩恵を受ける。
  • 下落しても精神的ダメージを抑えられる。

100か0かではなく、グラデーションで考えることも、長く投資を続けるための工夫です。


私の体験とルール

私が投資を始めた理由は明確です。

インデックス投資は、将来の資産作りのため。
個別株投資は、配当金や株主優待で今の生活を少しだけゆとりあるものにするため。
もしくは、インデックス投資に回す原資にするためです。

さらに、いくつかルールを決めています。

  • 日々の生活費は現金で保有しておくこと。
  • インデックス投資と個別株投資は、基本的に当面売却しないこと。
  • 株価の変動が大きく、心の安定が保てないと感じたときは売却すること。

完璧なルールかどうかは分かりません。

投資歴はまだ数年です。

それでも、こうした前提を決めているからこそ、私は今のところ心穏やかに投資を続けられています。


まとめ:後悔しないために「自分との約束」を守る

投資で利益が出た時に売るべきかどうか、その答えは「投資を始めた理由」の中にあります。

「なぜ買ったのか」「どうなったら売るのか」を決めておくこと。

そして迷ったときは、自分に問いかけます。

「もし今日この銘柄を持っていなかったら、今の価格で改めて買いたいと思うか。」

投資に絶対的な正解はありません。

ですが、自分が納得できる売却は必ず作れます。

感情に振り回されず、冷静な判断で、着実に資産を積み上げていきましょう。

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