こんにちは。
赤ちゃんは、時間に関係なく寝起きするため、夜は何時に寝かしつけるべきか悩むことはありませんか。
「夜中に何度も起きてしまう」。
「いつまでも目がランランとして寝てくれない」。
寝かしつけの悩みは、想像以上にパパやママの心身を削りますよね。
連日の寝不足で、「もう限界かも」と感じている方も少なくないと思います。
私自身も、何が正解なのか分からないまま、試行錯誤する日々が続きました。
実は、赤ちゃんの睡眠には「発達段階に応じたリズム」と「光のルール」があります。
感覚や気合いではなく、体の仕組みとして知っておくことで、気持ちが少し楽になることもあります。
この記事では、厚生労働省の指針など公的なデータをもとに、
- 月齢別の理想的な睡眠時間
- おすすめされている寝かしつけの時間
- 電気をつけたまま寝かせる習慣のリスク
- 夜中に何度も起きる理由と環境づくりのポイント
を、できるだけ分かりやすくまとめました。
月齢別:赤ちゃんの理想的な睡眠時間とリズムの目安
「うちの子、寝すぎなのかな」。
「それとも全然足りていないのかな」。
そんな不安を感じたときは、まず目安を知ることが大切です。
ここでは、厚生労働省の「未就学児の睡眠指針」を参考に、月齢ごとの特徴を整理します。
参考資料: 厚生労働省「未就学児の睡眠指針」
生後0〜3か月(新生児〜乳児初期)
合計睡眠時間の目安:14〜17時間。
この時期の赤ちゃんは、まだ昼夜の区別がついていません。
1回に眠る時間も1〜4時間ほどと短く、寝ては起き、起きては授乳するサイクルを一日中繰り返します。
この段階では、無理に生活リズムを整えようとしなくて大丈夫です。
赤ちゃんに合わせて、パパやママも休めるときに休むことが最優先になります。
生後4〜11か月(乳児期)
合計睡眠時間の目安:12〜15時間。
少しずつ昼夜の区別がつき始め、夜にまとまって眠れるようになってくる時期です。
一方で、夜泣きが始まる子も多く、睡眠の個人差が最も大きく出やすい時期でもあります。
「昨日は寝たのに、今日は全然ダメ」。
そんな日が続いても、決して珍しいことではありません。
1歳〜2歳(幼児期)
合計睡眠時間の目安:11〜14時間。
お昼寝が1日1〜2回に落ち着き、夜にしっかり眠る生活リズムが安定してきます。
活動量が一気に増えるため、寝かしつけの時間設定がより重要になってきます。
ベストな寝かしつけ開始時間は19時〜20時
多くの専門資料や研究で推奨されているのが、19時〜20時までに寝かしつけを始めることです。
「まだ早い気がする」。
「どうせすぐ起きるし」。
そう感じる方もいるかもしれません。
ですが、ここにはちゃんと理由があります。
なぜ20時までが理想なのか
睡眠を促すホルモンであるメラトニンは、暗くなってから数時間後に分泌が活発になります。
夜更かしが続くと、このリズムが崩れ、寝つきにくい状態が続いてしまいます。
厚生労働省の調査では、22時以降に就寝する子どもは、朝食欠食や将来的な肥満、情緒の不安定さと関連があることも報告されています。
早寝早起きは、親の気合いではなく、体の土台づくりの一つと考える方が気持ちが楽になります。
「起きているから電気をつけておく」がNGな理由
「赤ちゃんがまだ起きているから、電気をつけたまま遊ばせている」。
「寝落ちしてから電気を消している」。
私も以前は、これが当たり前だと思っていました。
ですが、実はこの習慣が、睡眠リズムを乱す原因になることがあります。
「寝たから消す」は逆効果
赤ちゃんの脳は、目に入る光によって、今が昼か夜かを判断しています。
強い光を浴び続けると、脳は活動モードに入りやすくなります。
その結果、睡眠ホルモンの分泌が抑えられてしまいます。
「寝たから消す」のではなく、「寝かせるために、寝る1時間前から暗くする」。
この順番が、体の仕組みに合った方法です。
参考資料: 厚生労働省 e-ヘルスネット「眠りのメカニズム」
なぜ何度も起きる?赤ちゃんの睡眠サイクルの特徴
「さっき寝たばかりなのに、また起きた」。
この状況が続くと、気持ちが折れそうになりますよね。
ですが、これは育て方の問題ではありません。
赤ちゃんの体の仕組みとして、起こりやすい現象です。
大人と違う睡眠の仕組み
大人の睡眠サイクルは約90分ですが、赤ちゃんは40〜60分程度です。
浅い眠りの割合が高いため、少しの刺激でも目が覚めやすくなっています。
公的機関が推奨する「眠れる環境」3つのチェックポイント
① 光のコントロール
朝は7時までにカーテンを開け、太陽の光を浴びせます。
夜は就寝1時間前から照明を暖色系にし、スマホやテレビの光を控えます。
② 温度・湿度は「暑がり」を基準に
冬は20〜22度、夏は26〜28度。
湿度は40〜60%が目安です。
③ 安全な寝具で事故を防ぐ
柔らかい布団や枕、ぬいぐるみは避け、固めの敷布団に仰向けで寝かせることが推奨されています。
参考資料: 消費者庁「0歳児の就寝時の事故を防ぎましょう」
まとめ:今日からできる眠りのスイッチ
赤ちゃんの寝かしつけは、毎日が試行錯誤の連続です。
仕事や家事がある中で、理想どおりに進めるのは簡単ではありません。
だからこそ、完璧を目指す必要はないと、私は思っています。
まずは、「寝る1時間前から、部屋を少しずつ暗くする」。
この一つだけでも、睡眠の質が変わる可能性があります。
もし夜泣きが続き、心や体が限界だと感じたときは、一人で抱え込まず、地域の保健師や子育て世代包括支援センターを頼ってください。
パパやママが少しでも穏やかでいることが、赤ちゃんにとって一番の安心材料だと、私は感じています。
