こんにちは。
今日11月22日はいい夫婦の日ということで、結婚記念日という方も多いのではないでしょうか。
今回は記念日に注目して、「記念日にお金を使うことは浪費なのか、自己投資なのか」というお話をしていきます。
浪費とは
浪費とは、金銭や物を無駄に使うことを指します。
お金の面でいえば、生活にあまり必要のない物を買ってしまい、ほとんど使わずに捨ててしまったなどが当てはまります。
お金を払ったのに満足できない、時間を無駄にしたと感じる経験は浪費寄りです。
投資とは
投資と聞くと、個別株やインデックス投資を思い浮かべる方が多いと思います。
ですが、自分の成長につながる経験や思い出づくりも広い意味での「投資」と言えます。
将来的なリターンを期待して知識を得たり、人間関係や幸福に資する経験にお金を使うのが投資寄りの使い方です。
イベント時のお金の使い方（例）
例えば、結婚記念日に普段行かない料亭や高級店で食事をする場面を考えます。
これは浪費でしょうか、投資でしょうか。
個人によって見方は変わると思いますが、私は「投資」と考えることが多いです。
私の記念日エピソード
うちでは結婚記念日には、地域で最も高級で敷居が高いと言われる寿司屋に行くことにしています。
普段はなかなか行けないので、その日だけは特別にというつもりで訪れます。
その体験が毎年の楽しみになり、日々の頑張りにもつながっていると感じています。
浪費と投資を見極める3つの基準
記念日の出費が浪費か投資か迷ったら、以下の3つを基準にしてみてください。
- 目的の明確さ：何のために使うのか明確か。 「空腹を満たすだけ」なら浪費寄り、記念日の思い出づくりなら投資寄りです。
- 満足度の持続性：一時的な満足で終わるか、長く心に残るか。 思い出として長く残る体験は投資に近いと判断できます。
- 無理の有無：家計や将来設計を崩していないか。 無理をしてまで贅沢するのは避けるべきです。 無理がある場合は、一時の満足でも浪費になりやすいので注意しましょう。
具体例で考える
仕事帰りに「今日は面倒だから外食にしよう」と入った店の食事は、ほとんど記憶に残りません。
一方で、結婚記念日や誕生日のために選んだ店での食事は強く記憶に残ります。
同じメニューであっても、目的や状況によって価値は変わります。
宿泊も同じです。
終電を逃して仕方なく泊まったホテルと、家族旅行で選んだホテルでは、使い方の意味合いが違います。
「無理してまで」はしないでほしい理由
家計を壊してまで一度の特別な体験に全力を出す必要はありません。
無理をしてまでの出費は、その後の生活や心の余裕を奪い、結果的に後悔につながりやすいです。
記念日は大切ですが、予算を決めて「無理しない特別」をつくるのが長い目で見て賢い選択です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
記念日にお金を使うことは、目的や満足の持続性、無理の有無によって「浪費」にも「投資」にもなり得ます。
日々家計を見直して資産形成を頑張っている人は、記念日だからといって無制限に使うべきではありません。
しかし、今しかできない経験や大切な思い出にお金を使うことは、自分や家族への投資とも言えるでしょう。
投資か浪費かをしっかり見極めて、無理せず充実した日々を送りながら資産形成も一緒に頑張りましょう！
（個人の経験に基づく見解です）
