こんにちは。
私は最近、夕方になると判断力が落ちていると感じることがありました。
「今日の夕飯どうしよう。」
「このメール、どう返信しよう。」
「投資、今動くべきかな。」
小さなことのはずなのに、なぜかどっと疲れるのです。
調べてみると、人は1日に数万回もの判断をしているとも言われています。
正確な回数には諸説ありますが、私たちが想像している以上に多くの決断をしているのは確かなようです。
そしてこの積み重ねが「決断疲れ(Decision Fatigue)」と呼ばれる状態を引き起こすと、心理学の分野で指摘されています。
今回は、判断回数を減らすことで「時間」「お金」「心の余裕」を同時に守る方法について、私の体験も交えながらお話しします。
決断疲れ(Decision Fatigue)とは?
決断疲れとは、選択を繰り返すことで判断力が低下してしまう状態のことです。
人の意志力には限りがあると考えられてきました。
この考え方は「ウィルパワー理論」と呼ばれることもあります。
近年は再現性について議論もありますが、「選択が多いほど疲れやすい」という感覚は、多くの人が経験しているのではないでしょうか。
朝は冷静に考えられたのに、夜になるとどうでもいい誘惑に負けてしまう。
私はこれを何度も経験しました。
それは意志が弱いからではなく、日中の細かな判断でエネルギーを使っていたからかもしれません。
成功者が毎日同じ服を着る理由
例えば、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグ、バラク・オバマは、服装を固定していたことで知られています。
彼らが本当に「決断疲れ」を意識していたかは断定できません。
ただ、重要でない判断を減らしていたのは事実です。
「今日何を着るか。」
この小さな判断をなくすだけで、朝のエネルギーを温存できます。
私もこれを試しました。
私がやってみたこと
まず、服の組み合わせを固定しました。
インナーから上着まで、あらかじめパターンを決めました。
スーツのときはワイシャツを白無地だけにしました。
その結果、朝の迷いがなくなりました。
劇的な変化ではありません。
でも確実にラクになりました。
持ち物も減り、服にかけるお金も減りました。
小さな変化ですが、ストレスは確実に減ったと感じています。
判断を減らすことは資産形成にも効く
私は資産形成の記事も書いていますが、実はここにも「判断疲れ」は大きく関係しています。
投資で失敗しやすい人の多くは、毎日判断しようとします。
「今買うべきか。」
「今売るべきか。」
相場予測はプロでも難しい世界です。
それを毎日考えるのは、精神的にもかなり消耗します。
だから私は、自動積立を選びました。
仕組みに任せて、基本的には見ない。
判断回数を減らすことが、結果的に継続につながっています。
貯金も同じです。
「余ったら貯金する。」ではなく、先取りで自動化する。
迷いを消すことが、いちばん強い方法だと私は感じています。
選択肢が多いほど幸せとは限らない
心理学者のバリー・シュワルツは「選択のパラドックス」という考えを提唱しました。
選択肢が多すぎると、人はかえって満足しにくくなるというものです。
「他のほうが良かったかも。」
そんな後悔が生まれやすくなります。
私はこの考え方を知ってから、「これでいい」と思える選び方を意識するようになりました。
完璧を目指さない。
十分で止める。
これだけでも心が軽くなります。
今日からできる3つの工夫
① ルーティン化する。
朝食を固定するだけでも迷いは減ります。
② 自動化する。
支払いはキャッシュレスに集約し、家計簿はアプリに任せる。
日用品は定期便にする。
③ 前日に決める。
翌日の「やること3つ」を夜に決めておくだけで、朝のエネルギーを守れます。
まとめ
私たちは毎日、想像以上に多くの判断をしています。
すべてを完璧にこなそうとすると、疲れてしまいます。
だからこそ、選ばない仕組みを作る。
私はこれを意識するようになってから、少し生きやすくなりました。
人生を劇的に変えるほど大げさなものではありません。
でも、小さな消耗を減らすことはできます。
もしよければ、まずは「この服にはこの靴」と決めるところから始めてみませんか。
小さな判断を手放すだけで、きっと余白が生まれます。
