こんにちは。
私はもしものときの備えとして生命保険に加入していました。
でも最近、生命保険会社は契約者から集めた保険料をそのまま置いておくのではなく、専門の投資家が資産運用をしていることを知りました。 保険料は「預かっておくもの」ではなく、「運用して収益を確保するもの」として扱われているのです。
この仕組みは、私たちがよく耳にする投資信託ととても似ています。 投資信託は、プロの投資家にお金を預けて、例えばインデックス投資を代わりに行ってもらう仕組みです。 生命保険会社も同じように、集めた保険料を専門家が運用しています。
目次
自分で証券口座を開き、インデックス投資をする場合
- メリット：手数料が低く、運用の結果を受け取りやすいです。 世界経済の成長に合わせて資産が増える可能性があります。
- デメリット：元本割れのリスクがあります。 投資商品を自分で選ぶ必要があります。 値動きに慣れるまでは不安を感じることもあります。
生命保険会社で保険に加入する場合
- メリット：もしものときにまとまったお金を受け取ることができます。 元本割れしにくい商品が多く、安心感があります。
- デメリット：投資の利益を自分で受け取りにくいです。 手数料や運用コストが見えにくく、資産形成という点では効率が落ちる可能性があります。
なぜ生命保険会社は運用するのか
これは制度としても明確に示されており、金融庁の資料にも記載されています。 以下の公式資料では、生命保険会社が保険料を原資として中長期の資産運用を行っていることが明記されています。
・生命保険会社の資産運用に係る実態（金融庁／内閣官房）
・金融庁 モニタリング報告
私が感じたこと
もしものときに備えるという点で、保険はとても大切だと思います。 家族の安心を守る大切な役割があります。
ただ、将来の資産形成については、保険だけに頼るのではなく、自分で投資という道を選ぶことも大切だと感じています。
保険は安心の土台として使いながら、投資は将来の成長をつくる手段として取り入れる。 そのように目的に合わせて使い分けることで、より納得のいく選択ができるのではないかと思います。
※本文中のリンクはすべて金融庁などの公的資料です。
