こんにちは。
赤ちゃんの服は毎日洗っているのに、「なんだかにおう…」と感じたことはないでしょうか。
育児中のママパパを悩ませている原因のひとつが、「ミルク汚れ」です。
実はこのミルク汚れ、普通に洗濯機で洗うだけでは、なかなか落ちない強敵だということをご存じでしょうか。
ミルク汚れは放置すると、独特の酸っぱいにおいや、頑固な黄ばみの原因になります。
ただ、「あるコツ」さえ知っていれば、しつこいにおいや汚れを防ぐことができます。
今回は、先輩ママたちから聞いた話や、私自身の体験をもとに、赤ちゃん服のミルク汚れを上手に落とす方法をまとめました。
なぜミルク汚れは普通の洗濯で落ちないの?
まずは、敵の正体を知ることから始めます。
ミルク(母乳・粉ミルク)の主な成分は、「タンパク質」と「脂質」です。
これが厄介な理由は、大きく分けて2つあります。
- タンパク質の凝固
生卵にお湯をかけると固まるように、ミルクに含まれるタンパク質も、50℃以上の熱を加えると繊維の中で固まってしまいます。 - 脂質の酸化
ミルクの油分が繊維に残ると、時間が経つにつれて空気に触れて酸化し、あのイヤな黄色いシミへと変わっていきます。
つまり、
「いきなり熱いお湯で洗う」
「水だけで適当に洗う」
このどちらも、実は逆効果になりやすいのです。
ミルク汚れには、正しい温度と手順を知っておくことがとても大切です。
ミルクがついた直後にやるべき3分応急処置
汚れを定着させないためには、最初の対応がとても重要です。
① 固形物を取り除く
吐き戻しなどで服が汚れた場合は、まずティッシュや乾いた布で、表面の汚れを優しく取り除きます。
このとき、ゴシゴシこすらないのがポイントです。
こすると汚れが繊維の奥に入り込んでしまいます。
② 30℃前後のぬるま湯で予洗い
水、もしくは30℃程度のぬるま湯で、服の裏側からシャワーを当てます。
汚れを押し出すイメージで流すと効果的です。
③ 石鹸や洗剤をなじませておく
余裕があれば、石鹸や食器用洗剤を少量、汚れ部分になじませておきます。
油分に強い洗剤を使うことで、その後の洗濯機洗いの仕上がりがかなり変わります。
時間が経ったミルク汚れを落とす方法
方法① つけ置き洗いでしっかり落とす
ステップ1:理想の温度は30〜40℃
タンパク質が固まりにくく、脂質が溶け出しやすいのが、この温度帯です。
お風呂の残り湯(入浴直後くらい)が目安になります。
ステップ2:洗剤を直接塗る
洗濯機に入れる前に、汚れた部分へ洗剤を直接垂らします。
指の腹でトントンと叩き込むか、使い古しの清潔な歯ブラシで優しくなじませます。
ステップ3:つけ置き洗い
バケツや洗面器にぬるま湯をため、規定量の洗剤を溶かします。
そこに赤ちゃん服を入れ、30分〜1時間ほどつけておきます。
ステップ4:もみ洗い
汚れが浮いてきたのを確認し、優しく押し洗い、もしくはもみ洗いをします。
赤ちゃんの服は生地がデリケートなので、力を入れすぎないよう注意します。
ステップ5:洗濯機で仕上げ
最後は、他の衣類と一緒に洗濯機へ入れます。
洗剤残りは肌トラブルの原因になることがあるため、すすぎは2回がおすすめです。
方法② セスキ炭酸ソーダを使う
セスキ炭酸ソーダを溶かした水に、赤ちゃん服をつけ置きします。
その後、しっかりすすいでから、いつも通り洗濯します。
ミルクのにおいや、軽い黄ばみであれば、これだけでかなり改善することがあります。
ただし、色柄物は色落ちする可能性があるため、目立たない部分で試してから使うと安心です。
諦めないで。時間が経った黄色いシミの復活術
「去年の服を出したら黄ばんでいた…」
そんなときでも、まだ試せる方法があります。
- 40〜50℃のお湯に酸素系漂白剤を溶かす(粉末タイプがおすすめ)
- 2時間以上つけ置きする
- 仕上げに天日干しをする
太陽の紫外線には、穏やかな漂白作用があります。
最後に天日干しをすることで、白さが戻ることがあります。
ベビー服を長持ちさせるための注意点
柔軟剤の使いすぎに注意
柔軟剤を使いすぎると、ガーゼや肌着の吸水性が落ちてしまいます。
赤ちゃんの汗を吸いにくくなるため、使う場合は少量、もしくは数回に1回程度がおすすめです。
完全に乾かすこと
ミルクのにおいが戻る原因の多くは、生乾きによる雑菌の繁殖です。
スタイや襟元など、乾きにくい部分は特に注意して、しっかり乾かしてから収納します。
私が実際に失敗して学んだこと
私自身、ミルクが服につくことで、においの原因になるとは知りませんでした。
何度洗ってもにおいが取れず、原因すら分からないまま困っていました。
そんなとき、先輩ママから「セスキ炭酸ソーダが簡単だよ」と教えてもらいました。
半信半疑で試してみたところ、あれだけ残っていたにおいが、すっと消えたのです。
実はそれまで、「熱湯をかければ消毒になるのでは?」と、間違った対応をしそうになっていました。
ミルク汚れに関しては、正しい方法を知っているかどうかで結果が大きく変わると実感しました。
まとめ:愛情たっぷりの服を、ずっと綺麗に
赤ちゃんの服につくミルク汚れは、成長の証でもあります。
でも、お気に入りの服がにおったり、黄ばんだりすると、やっぱり少し悲しいですよね。
- 洗濯温度は30〜40℃を意識する
- 放置せず、つけ置きを取り入れる
- 酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダを上手に使う
あなたに合った方法を見つけることで、洗濯のストレスは確実に減ります。
綺麗な服を着た赤ちゃんとの時間が、より心地よいものになりますように。
ぜひ、今日のお洗濯から試してみてください。
